日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

部下のためにフィードバックする時間を作ろう♪

「ヤフーの1on1」で良書と紹介されていたフィードバック入門を読みました。

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情報を効率的に伝達するティーチングではなく、自分で考えさせるコーチングが良いという考えが行き過ぎて、言わない上司が増えたという箇所が印象的でした。

 

たしかに十数年前に私が社会人になった時より、怒鳴る上司も丁寧に教える上司も減った気がします。新幹線で静岡まで、私に一言も話す隙を与えず、お説教してくれた上司が懐かしいです(笑)

みんな忙しくて、他人のことまで見る余裕がないのも大きいですが、教えることが軽んじられるのは、コーチング重視の影響はあるかもしれませんね。

でも、スキルがない部下に自分で考えさせようとしても難しいですよね?
部下から出てきた答えも、ため息がでるようなもので、結果自分がやる羽目になることもあります。
そんな考えから 、ティーチングとコーチングの両者を包含するフィードバックが大事だよっていうのが、本書です。

 

本の中で、フィードバックは以下2つの要素で構成されると説明がありました。

1 . 【情報通知 】たとえ耳の痛いことであっても 、部下のパフォ ーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること (現状を把握し 、向き合うことの支援 )
ティーチング的

2 . 【立て直し 】部下が自己のパフォ ーマンス等を認識し 、自らの業務や行動を振り返り 、今後の行動計画をたてる支援を行うこと (振り返りと 、アクションプランづくりの支援 )
コーチング的

 

うんうんと読んでみたものの、私フィードバックできてるかなーって不安になりました。
部下の顔色気にして、回りくどい表現になって結果伝わらないこともあるし、立て直しって言えるほど部下をフォローできてるかというと放置に近い状態になってたり(^_^;)

原因の根っこは、部下と関わる時間が本当に少ないのです。というより、忙しさを言い訳にして、時間を取ろうとしていませんでした。

 

1on1は部下の成長のための時間です。
積み立て投資のようにすぐ結果は出ないけど、いずれ花が咲き、組織の中心的存在になってもらうためには、上司も努力せねばですね!

さて、もうすぐ4月です。期が変わる会社の方も多いことと思います。
年度の振り返りに1on1でフィードバックされることオススメですよ♪
私もやらなきゃー(^-^)