日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

上司の傾聴力が部署を活性化させる

部下の話を聞いている時についつい遮って、自分のほうが喋ってしまうなんてことはありませんか?

 

そんなあなたにオススメの本が
傾聴力を【敬聴力】へ!!: 言わなきゃ分からん! でも 言っても分からん?
です。

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敬聴力とは、著者の西元さんが作られた造語で、相手の話に耳を傾けて注意深く聴く 「傾聴力 」を 、もう一歩掘り下げて 、敬って聴く (教えてもらう )事の出来る力の意味です。

 

ヤフーの1on1を読んだ後、部下との1on1をやりたいと思うようになってきたのですが、これをやるための課題は何といっても、私の話好き。
部下と話をする時は、私:部下=8:2くらいで、圧倒的に私が話をしています(^_^;)

1on1は部下の成長のための時間なので、部下が自分の思いを言語化することが重要になってきます。それなのに、私が滔々と演説をして、自分に酔っているのではダメなのです。
そんな課題感があり、傾聴力で本を探していたら、この本に出会いました。

 

本の中で、1番印象的だったのは、
「同じ事 」にばかり価値を求めてしまうと 、ついつい 「違う事 」や 「違う価値観 」を聴くのが面倒になり 、認め辛くなります 。
という一文です。

 

確かに今までの部下とのやりとりを思い浮かべると、自分が認めたくないことは、ついつい否定したくなってしまうのですよね。
部下がまだ話し途中なのに最後まで聞けなくて上から被せてしまうことや、ちょっと価値観があわない人とはあまり会話をしようとしなかったことが思い当たって、ギクリとしました(^_^;)

 

部下と話をしていて、部下の能力に不満を感じる際は、部下が原因ではなく、上司自身の敬聴力が足りないせいかもしれません。
相手に寄り添って、嫌なことも含めて聴く真摯な態度が結果として、コミュケーションの活性化につながりそうですね。