日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

週1回の1on1はやりすぎか?

皆さん、上司や部下と面接をする機会は、年に何回ありますか?

 

私は2回です。
会社で半期に一回、立てた目標に対しての達成度を確認しあう場があり、この結果で査定が決まります。

査定なので、当然お給料に影響するわけなのですが、会社に入って十数年。
この面接の難しさをずっと感じてきていました。

半期に一度しかない面接なのに、立てる目標とフィードバックは上司、部下共にふわっとしていて、何となくこれからも頑張って行こうねという雰囲気で終わってしまうことがあります。

 

先週、本間浩輔さんの「ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法」を読み、ヤフーは週1回面談を30分行っているそうです!

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週1回30分、部下との面談の時間を取っている?

 

正直ぶったまげました。
単純計算すると、年に52回もやっていることになりますね。
うちの会社の26倍です。

そもそも年に2回やるのも、ひーひー言っているのに、週1回なんてできるのかという疑問がまず浮かびました。

 

やはり大事なのはトップのコミットメント。
実際にヤフー内でも反対の声があがったようですが、経営層が自ら率先して行動することで、周りもやらざるを得ない雰囲気となり、会社の中で広がっていったとのこと。
そして段々やり続けていく中で、上司部下のコミュニケーションが深まる効果を実感する社員が多くなり、会社の中で定着したようです。

 

印象に残ったのは、この面談は部下のための時間です。普通面談というと、上司が延々と話をして、部下は聞くだけというスタイルで終わってしまうことも珍しくないと思います。
そのため、効果的な面談にするために上司側にはコーチングの研修も行なっています。

 

ここまで人の成長に投資できる企業は素晴らしいですね。
私も社内でチャレンジしてみたくなりました。
週1回面談しようって言ったら、嫌がられるかな(笑)?