日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

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スーパーマン願望は捨てよう

f:id:dreammanager-muraken:20180122230505j:plain本当は部下に仕事を任せたいのだけれど、ついつい自分でやってしまうことありませんか?

 

そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、「残業ゼロで好業績のチームに変わる仕事を任せる新しいルール」です。

株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんと工藤真由美さんが書いた本です。
私もサラリーマンで、部下を数名持つ者として、読んで非常に勉強になりました。

 

本の中で小室さんは、仕事を任せることで、部下が成長するだけでなく、任せた時間の分だけ自分の成長の時間を確保することができ、上司にとってもプラスの面があると言っています。

 

具体的な方法として、部下に任せることのできる仕事と、任せられない仕事をワークシートに書いてみることを挙げられていましたが、これは今すぐにでも実践できそうです。
この面白いところは、上司がこのワークシートを書くのではなく、チームみんなで書き出すところです。

案外、リーダーの方々が自分の仕事は他の人にはできないだろうと思いがちなんですよね。
周りからすると、ちゃんと教えてくれればできるよっていう業務の方が多いのにも関わらず、こんな思考になってしまうのは、どこか自分が特別な仕事をやっている、もしくはやっていたいと言う願望が心の中にあるのだと思います。
客観的な目を入れて、自分の仕事を仕分けしてもらうのは、非常に面白いアイディアですね♪

 

また、上司は「スーパーマン願望を捨てる」べきとも書かれていますが、何でも自分が前に出て、周りから頼られることに快感を覚えている上司って、結構いるような気がします。
実際に、私もお恥ずかしい限りですが、心の中にスーパーマン願望が多分にありました。
でも、それでは部下は育たないし、組織は成長できません。
弱小チームのエースで4番の地位に安住するのではなく、監督になって選手にあわせた指導をしてチームを強くすることのほうが、中長期的には大事なのです。

 

部下を信頼して、仕事を任せてみる。
はじめのうちは、ちょっとストレスが溜まるかもしれませんが、やる価値は大いにありますね。

私もトライしてみます♪