日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

部署のメンバーの状態を正しく把握していますか?

ドリームマネジメント研修の冒頭では、参加者の皆さんの「人生のリズムスコアカード」というツールを使って、自分の身体、感情(人間関係)、知性、精神の状態を緑、黄、赤の色で表現してもらいます。

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信号と同じようなイメージで、緑が順調、黄色は危ない、赤は危険のようなイメージです。

例えば、最近全く運動していないし、お酒も沢山飲んでいて、体調が芳しくないよという場合は「赤」になります。

 

先日ドリームマネジメント研修で、人生のリズムスコアカードをやっていただいた際に、知性が「青」の方がいました。最近とある資格試験に合格したというのです。

とてもおめでたいことだったので、聞いてとても嬉しかったのですが、この方の上司は部下が合格したことを知りませんでした。

 

いつも顔を合わせて仕事をしているし、いつでも言うチャンスがあったはずなのに、言っていないのです。

上司も最近何かあった?と聞けば、すぐ聞けたかもしれません。

お互い言うチャンス、聞くチャンスを逃してしまっていました。

 

もちろん、同じ部署にいるメンバーと、全てプライベートのことをお互いさらけ出しあいましょうなんて言うつもりは毛頭ありません。

ただ、これって他人事ではないかもしれないということを気づいていただきたいのです。

 

部下がどんな状態で日々仕事に向き合っているかわかっていますか?

今回の例えは「青」の状態を見逃したケースでしたが、身体、感情、知性、精神のうち、どれかが赤であれば、仕事のパフォーマンスに影響を落ちそうなことは、直感で何となく理解できると思います。

そして、「赤」を見逃したままにしてしまうと、最悪そのまま退社なんてことにもつながりかねないですね。

 

ぜひ、部署のメンバーの状態を気にしてみてください。そしてお互い、青の人がいれば「いいね」、赤の人がいれば「どうしたの?」の言葉をかけていけば、職場の雰囲気もグッと良くなるはずです。