日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

なぜ社員の夢の応援を会社がやる必要があるのか?

会社がプライベートを含めた社員の夢を応援することについて、違和感を持つ方がいらっしゃいます。

わざわざ勤務時間を使って、なぜプライベートの夢を応援するのかわからない。会社と関係ないのだなら、会社が関与すべきではない。仕事が終わった後に各自自由にやれば良いのではないか。

 

確かにもっともらしく聞こえますね。
しかし、本当にそうでしょうか?

 

会社で社員の夢を応援することについて懐疑的な方には、ぜひこの動画を見ていただきたいです。
「会社でのふるまいと人生でのふるまい(マシュー・ケリー)」
https://youtu.be/m5Fm-bF_1AQ

 

ザ・ドリーム・マネジャーを書いたマシュー・ケリーのプレゼンテーションです。

マシュー・ケリーは、「生活の中で実現できていないことを組織の中でしてもらおうと期待する事は理不尽なことです。だから、会社の中でのことを教える前に人生をどう生きるかを教えているのです。」と述べています。

 

自分の人生の計画を立てることができない人が、会社の収支計画を上手に立てることができないのです。
考えてみてください。家の家計簿を上手につけれない人が、会社の中で社員に無駄遣いをするなと指導できるでしょうか?

 

組織は1人で成り立っているものではありません。複数の人と協力しながら、同じ方向に向かっていかなければなりません。時には意見が対立することもあるでしょうし、全て自分の思い通りに事を進めるのは難しいです。

その反面、個人の夢は自分1人で決められます。組織の目標を決めるより簡単なのです。だから、まずは自分の夢をしっかりと描けるようにすることが重要なのです。

 

自分の夢を描ける人が会社の中に何人もいる組織といない組織では、組織の強さが全然変わってきます。
未来を考えて行動している人と、その場しのぎで毎日を何となく過ごしている人と、どちらと一緒に過ごしたほうが成長できるか想像していただければ、答えは明らかだと思います。

 

社員の夢を応援するということは、企業の成長と密接にリンクしていて、とても価値があることなのです。
少しでも皆さんにその価値が伝われば幸いです。