日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

転職をしたい社員がいたら応援できますか?

「ザ・ドリーム・マネージャー」の本で、清掃会社のアドミラル社はドリームマネジメントを取り入れることで、失業率が改善し、誰でも入れる会社から、入りたくても入れない会社に変貌を遂げていきます。

主人公のサイモンは、アドミラル社で物足りなくなった人がいた場合に、外の働き口を探してやることが必要だと言います。

皆さんだったら、いかがでしょうか?
有能な社員が、違う会社で働きたいと言い出したらどうでしょうか?

引き留めるっていう人が多いのではないでしょうか?

プレジデントオンラインの記事では、退職を申し出た社員に対して上司から行われる退職引き留め交渉のことを”カウンターオファー”と言うようですが、この成功率は推定20~30%と高くないようです。
http://president.jp/articles/-/18064

うーん。なるほど。
確かに残ってくれと言われても、一度決めたものをなかなか覆すことは難しそうですよね?

サイモンは、違う会社で働きたいという社員も応援することで、ここの会社なら夢を実現できると、もっといい人材が集まってくると語っています。

離職率0って聞くと、すごい良さそうに見えますが、それが組織の目標ではないと。
人が入れ替わることで、新しい血が入り、組織が活性化することもあります。

なかなか、感情移入していると、応援できないかもしれない。
「えー、お前はうちを裏切るのか」って。
でも、その社員にとっての「やりたいこと」=夢は転職することなんですね。

相手の気持ちを尊重してあげ、応援することができる。
そんな会社が、これから更に働き手がいなくなる時代に、更に伸びゆく会社なのではないでしょうか。