「腹がたったから妻をなぐった」は嘘??
感情はコントロールしようとしなくてよい。
大事なのは行動をすること。
「行動が人生を動かす(デヴィット・K・レイノルズ著)」を読んで学んだことです。
著者は心理学のこんな迷信を信じていませんか?ということで、
一番はじめに「感情が行動を決定する」をあげています。
”腹が立って自分の妻に暴力をふるう男が、どんなに腹をたてても上司を殴ったりしません。でも、その男は「腹がたったから妻をなぐった」と言います”
皆さんはこれを読んでどう思われますか??
腹がたったから殴ったのでなければ、じゃぁ何でなぐったんだと説明しろと思われるかもしれません。
著者の答えは「わからない」なんですね。
えー、なんじゃそりゃってブーイングきそうですね(笑)
「感情は人間におきる自然現象であって、あれこれ考える必要はない。」「自分がすることをなぜするのか誰にもわからない」と言いきってしまうところはとても新鮮でした。
確かになんでこれやっちゃったんだろうなって後悔することがありますが、後付けで理由をつけてしまっている自分に気づきました。でも心理学者たちはすべてわかったように話すんですよね(^^;
著者は目標をたてるときも行動が大事で、例えば「いつも幸せでいる」という漠然としたものではなく、「毎日1時間自転車に乗る」等と実際に行動できる事柄をあげることを推奨しています。
これはやりたいこと=夢を書くときにとても参考になるのではないでしょうか。
小さな行動の積み重ねが自分の成長につながる。
無理にポジティブになるのではなく、地道にやっていくことを大切にしたいですね。