159人の夢
159名。この数って何の数だと思いますか?
昨年、東京都内の交通事故でお亡くなりになられた方の数です。
本日、免許の更新に行ってきました。
非常に短い間でしたが、現在の道路交通法の改正や最近の交通事故について学ぶことができました。
15分間ビデオを見たのですが、ビデオの中に水泳のメダリストの瀬戸大也さんが登場しており、観る方に興味を持ってもらえるような努力がされているなと感じました。
中でも印象的だったのは、6才の娘さんを交通事故で失ったお父さんが登場されていたところです。青信号を渡っているときにトラックにひかれ、即死の状態だったようです。
現在でもハンドルを握ることがあるようなのですが、運転することが「怖い」とおっしゃっていました。また加害者への憤りを感じられておりました。
私も同じくらいの娘がおります。
自分の娘が交通事故にあうということについては、正直全く想像ができません。
交通事故が起きたら、悲しいとか、そんな簡単な言葉では表せないほど絶望に陥ると思います。
でも、根拠もなく自分だけには起きないことと思っているふしがあるのはなぜでしょうか?
交通ルールを守っていても、車がつっこんでくる場合もあるのに。
ニュースで時に流れる悲しいニュースを見ているのに。
確率はすごい低いのでしょうが、誰にだって起こりうることなんですね。
きっと159名の方もやりたいことがあったのだと思います。
夢を抱えながら、この世を去らなくてはならなかったのは、ご本人はもちろんご家族も苦しい思いをされていることでしょう。
私たちができることは、今生きていることに感謝をすると共に、他の人の命を奪うことがないよう安全運転を心がけること。
この思いを忘れずにハンドルを握ります。