「君は仕事ができるね」と褒めるのではなく…
「頭がいい」と褒められた子供と努力を褒められた子供では、どちらが伸びると思いますか?
答えは後者です。
スタンフォード大のキャロル・ドゥエックの研究によると、「頭がいい」と褒められた子供は、自分の能力の限界を恐れて伸び悩んだそうです。
頭がいいという状態をキープせねばならないという思いが生じ、困難な壁にぶつかった時に、チャレンジすること自体を避けようとするからです。
逆に努力を褒められた子供は、難しいことを努力で乗り越えようというマインドになります。
これは仕事にも当てはまりそうですね。
例えば、成績優秀な部下に「君は仕事ができるね」と言って能力の部分を褒めるのではなく、「努力した結果が出たんだね」と本人の努力を認めてあげると、より頑張ろうという気持ちになると思います。
会社の中では、業績がやっぱり大事なので、「能力」より「努力」の部分に目を向けることは、意識をしないとなかなか難しいですよね?
部下の成功体験を喜び、更にやる気にさせる言葉を使えるようになりたいものです(^。^)