社員のニーズは交通手段だった?
ザ・ドリーム・マネジャーでは、清掃会社のアドミラル社が400%の離職率を改善するために、社員にアンケートを取り、1番はじめに動いた行動が「シャトルバスを走らせる」ことでした。
経営層は、社員が給与や福利厚生の改善を望んでいるものと思っていたら、実は不定期な時間の仕事のため、会社の通勤手段に1番困っていたことをはじめて知ったのです。
アドミラル社のモデルとなったJANCOA社が用意したシャトルバスがこれです。
シャトルバスを用意することで、社員は会社が本気で社員の望みを叶えようとしていることに気づき、離職率を下げるきっかけとなったのでした。
その後、家を買いたい、語学を習得したい、新しいビジネスをはじめたい等という社員の夢を叶えることをサポートすることで、会社もまた成長していきました。
日本で通勤手段が悩みだという方は少ないかもしれません。でも、この話から学べることは、本当のニーズは経営者でなく、社員しかわからないということです。
社員の夢を理解できていますか?アドミラル社と同じようにお金や福利厚生だと思って諦めていませんか?
夢は人によって違います。お金をたくさんかけなくても、すぐ動けることがあるかもしれませんね♪