日本の職場を元気にするドリームマネージャーのブログ

ドリームマネジメントの認定ファシリテーターのブログです。夢を持ち、叶えることを応援します。日本の企業にドリームマネジメントを広めることが私の夢です。

不特定多数の誰かでなく、近くにいる人を大事にしたい

家入一真さんの「なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」を読みました。

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クラウドファンディング会社CAMPFIREの社長である家入さんは、グローバル経済や商業主義、会社、学校などの既存の大きな仕組みである「大きな経済圏」に対して、個人レベルでつながりを持ち、支え合うコミュニティである「小さな経済圏」が生きづらくなった時代において新しい鍵を握っていると書いていらっしゃいます。

 

一昔前までは何かを作ろうと思っていても、お金を銀行から借りないと物を作る事は出来ませんでした。製造も金型を作ったり、大きな設備が必要でした。
しかし、今では個人でもクラウドファンディングで、お金を集めることができます。
3Dプリンターの発達等で、簡単にモノ作りができるし、規模が大きくなくても、自分の商品を作って、売るということが以前よりできるようになっています。

 

大きな会社に入ってストレスを溜めながら窮屈に生きるよりも、自分のしたいことに賛同してくれる仲間を集めて小さな経済圏を築きあげることの方が、これからの時代に合っているような気がしました。

家入さんの言葉は、とても優しくて一気に読み上げてしまいましたが、以下の文が1番印象的でした。
"承認欲求と似ていて、「お前がいてくれてよかった」とか「今のお前のままでいいんだよ」と言ってくれる人はすぐ近くにいるのに、その人のほうを見ずに、遠くの、不特定多数のだれかに認められようとする人がたくさんいる。

あー、すっごいよくわかる。私のことを言っているのかな?って思うくらいでした(笑)

 

ここでブログを書いているのも、出来るだけ多くの方にドリームマネジメントを知って欲しいということがきっかけですが、知名度もない私がちょっとブログを書いたって、アクセス数はたかが知れていまして、少ないアクセス数に凹むこともたまにあります。凹むって言う事は、それだけ誰かに認められたいって言う思いがあるからなんですよね。

でも、ドリームマネジメント研修でファシリテーターを務めた際は、研修を受けて良かったと言ってくれる方が実際にいらっしゃるんです。そんな方々をもっともっと大事にしなければいけないですね(^-^)

 

ドリームマネジメント研修では、職場のメンバーとお互いの夢をシェアしあうことで、職場の心理的安全性を高める効果があります。
誰かの夢を聞くと、自然と応援したくなるんですよね。彼女が欲しいという夢を聞いたら、知り合いで彼氏のいない女性を思い浮かべるように。

それが家族や友人、職場のメンバーだったらなおさら応援に力が入ると思います。

 

近くにいる誰かの夢を応援することで、なめらかな社会を作れそう!
いつものこじつけですけど(笑)、そんな風に思えた本でした。