ドリームマネジメントのジョブは何だろう?
「ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム」を読みました。
「イノベーションのジレンマ」の著者の本です。
本では、顧客が商品を買うことは、顧客の片づいていないジョブを解決するために何かを雇用することであると言っています。
コンビニでおにぎりを買うのは、「お腹が減ったけど、手軽に食べたい」という顧客の片付いていないジョブを解決したいからです。
有名な例えですが、ドリルを買うのは、「ドリル」が欲しいからでなく、「穴」があけるというジョブを解決するためですね(^-^)
でも、企業ってついつい顧客が「穴」をあけたいというジョブを忘れちゃって、ドリルを高性能なものにするほうに目が行き勝ちです。
「ドリル」をどんなにスゴいものにしても、顧客はただ「穴」をあけることができれば良いということであれば、せっかくスゴいものにしても無駄になっちゃいますね。
日本の家電や携帯メーカーが世界で存在感を示せないでいるのは、「穴」に注目するのを忘れて「ドリル」のスペックをあげることに一生懸命になりすぎちゃったからだと思います。
それでね。ふとドリームマネジメントのジョブって何だろう?って考えました。
ドリームマネジメントって何も知らない人が聞いたら、自己啓発的なイメージがすごくあるかもしれません。「夢に向かって全力でダッシュだー」みたいな。松岡修造さんが出てくる感じ(^^;
夢って結構、大きいものと感じやすいですから。
そうじゃなくて、私のジョブのイメージは「人の絆を強くする」です。
ドリームマネジメントは複数名で研修を実施します。1人じゃないんですよね。
お互い夢をシェアすることで、心理的安全性が高まって、チームワークがよくなる効果があるとも言われています。
なので、職場や家庭で「絆を強くしたい」って思っている方がいらっしゃったら、ぜひ夢をシェアしてみてください。
きっとポジティブな変化が起こってくるはずです(^-^)
何でも押し売りは良くないです。ジョブに注目して、
必要としている人に寄り添えるようなお仕事ができたら最高ですね。